
こんにちは、先日こんな質問を頂きました。
ご質問ありがとうございます📦
— 洋平🍀KaRent対話と性感 (@yohei_karent) January 13, 2025
「妥協点」
良い問いですね。
アドバイスではなく腑に落ちる解釈、少々時間もらいます😌 pic.twitter.com/hva6LO04RL
いつも質問箱楽しく拝見しております。先日他のユーザーさんに丁寧に回答されているのをみて、私も聞いてみたくなりました。アドバイスが欲しいと言うよりは、個人的に腑に落ちる解釈が見つからないのでご質問させてください。セラピストさんを探す際、自分の価値観や基準をどこまで譲るべきなのかを判断するのはとても難しいと感じています。完璧な人はいないことは頭では理解しているものの、理想を追い求めすぎると前に進めず、かといって妥協しすぎると後々後悔してしまうのではないかという不安があります。特に、1回数万円のサービスを利用して相手を探している場合、自分が払った対価に見合った結果を求めてしまうため、基準をどこまで緩めるべきかさらに迷ってしまいます。このような状況で、何を基準に理想と現実のバランスを取り、適切な妥協点を見つけるべきなのでしょうか?
セラピストを探す際、どこまで理想を追い求め、どこで現実と折り合いをつけるべきか。
この記事では、真の意味での「妥協」と「原則」の違いを理解し、後悔のない選択をするための方法を提案します。
女風ゆっくり解説
女風セラピスト選びに妥協は必要?
「妥協」は
- お互いの意見が食い違っているときに
- お互いが少しずつ歩み寄って
- 落としどころを見つけること
でもこれって、お互いが「これだけは譲れない」っていう大切なものを持っていて、それをちゃんと示し合えることが前提です。
そして根底には、
- お互いを尊重し
- ある程度の共通のルールがあること
例えば「約束は守る」とか「誠実に対応する」といった、取引の土台となる根本的な原則を共有していることが大切です。
泥棒との妥協はあり得ない
例えばあなたはハンドメイドのアクセサリー製作が趣味だとしましょう。
フリーマーケットで、自分が作ったアクセサリーの値段を3,000円にしました。
フリマも終わりに近づき、少々アクセサリーが売れ残ってしまいました。



この3,000円のネックレス1,000円になりませんか?



(うーん、原価が1,500円だからなぁ)



2,500円ならどう?



2,300円はどうでしょう!?



いいよ!2,300円ね!
買いに来た人と交渉して、お互いが納得できる値段で売買が成立する、みたいな場合。
この場合、お互い「お金を払って物を買う」という共通のルールを理解しているから交渉が成りたちます。
販売者にとっては「妥協」です。
妥協と屈服の違いを理解しよう
大切にしているアクセサリーを、無理やり奪おうとする人がいたとします。



タダでよこせ!
って言ってきたら、もう交渉の余地はないですよね。
たとえ100円の小さなピアス一つでも、渡してしまったらそれは「妥協」ではなく「屈服」を意味します。
相手に「あなたのものを奪う権利がある」と認めてしまうことになるから。
相手は一体何と引き換えに何を譲ってくれるっていうのでしょうか?
一方的に譲ることを許してしまったら、残りのものも全部奪われてしまうのは時間の問題です。
そこでできるのは、
- 自分が諦めるか
- 相手を拒否するか
のどちらかしかない。
人間関係でも同様
フリーマケットの例は軽めに聞こえるかもしれません。
例えば職場でのパワハラやセクハラを例にするとどうでしょうか?



少しくらいなら私が我慢すれば…
と思ってしまいがちですが、これは妥協ではなく人としての尊厳という基本的な原則を放棄することになってしまいます。
これは
- 人として尊重し合う
- 嘘をつかない
など、絶対に譲れないことについては妥協してはいけないということ。正しいことと間違っていることの間には「ほどほど」なんてありません。
妥協って本来どんな意味?
「妥協」って言葉が、本来の意味とは違って使われていることが多いです。
「お互い歩み寄る」という意味ではなく、「自分の大切なものを諦める」という意味で使われている気がします。
相手の理不尽な要求に対しても、「まあ、仕方ないか」と我慢してしまう。
「みんなと仲良く付き合うためには何でも受け入れるべき」という考え方が広まっていますが、これでは結局、理不尽な要求をする側だけが得をする結果になってしまいます。
願望と原則の区別



セラピストを選ぶ時にどこまで妥協する?
という質問は、自分が本当に大切にしていること(原則)と、単に「こうなったらいいな」と思っていること(願望)を混同していることが多いのかなと感じました。
本当に大切なのは自分の気まぐれに流されるのではなく、自分が信じていること、正しいと信じていることに忠実であること。
これは妥協?妥協ではない?
例えば――
私はV系やラウド系の音楽が好きです。
ですが最近流行のK-POPグループ等は名前も出てこないくらい疎いです。
知らないK-POPグループのライブがあったとして、友人に「ちょっと一人だと寂しいから付き合ってよ」と言われて付き添うことは「妥協」ではありません。
でも、世間体のために本心にない振る舞い(K-POP大好き!とか)をすることは「妥協」です。
考え方の合わない上司の下で働くことは「妥協」ではありませんが、その上司に合わせて自分の信念を偽ることは「妥協」です。
女風でお客様から内容的に正しい修正を求められたなら、それを受け入れるのは「妥協」ではありません。
でも、ただお客様やSNSの女風ユーザーに気に入られたいから、自分の考えを変えてしまうのは「妥協」です。
今回だけ妥協する?
よくある言い訳があります。



一時的な妥協だから、いつかまた自分らしくする。
というもの。
でも、これは危険な考え方です。
なぜなら、一度でも自分の大切な価値観を曲げてしまうと、それは雪だるま式に大きくなっていってしまうからです。
「今回だけ」が積み重なり、いつしか本当の自分を見失ってしまう…
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
まとめ
本当に大切なこと、自分の信念や道徳的な原則に関しては、決して「妥協」してはいけません。
「セラピストを探す上で妥協は必要じゃないの?」と悩んだ時は、こう考えてみましょう。
まず、自分の価値観を「核となる原則」と「希望する条件」の2つに分けて整理することが重要です。
核となる原則
「核となる原則」とは、決して譲れない価値観です。
例えば
- 互いを一人の人間として尊重できること
- 風俗サービスとしての倫理観があること
- 信頼関係を築けること
- 暴力や暴言、本番行為をしないこと
- 秘密を守れること
これらは妥協の対象とはなりません。なぜなら、これらの原則を曲げることは、自分自身の人生の根幹を揺るがすことになるからです。
希望する条件
一方で、「希望する条件」とは、柔軟に歩み寄れるポイントことです。
- ルックスやスタイル
- 性感のテクニック
- セラピストとしてのキャリア
- 場所や値段
- 予約日時の選択肢
これらは「妥協」ではなく、「優先順位をつける対象」として捉えましょう。
実際のセラピストの指名においては、以下のような流れを意識することをお勧めします。
セラピスト選びの流れ
- 気になるセラピストが「核となる原則」と合致するかを見極める。
- 日々のポスト、写メ日記、ツイキャス等配信
- 「希望する条件」の優先順位を考える。
- 条件が合わない際
- 「基本的な価値観の違い」なのか
- 「具体的な方法論の違い」なのか
ここで大切なのは、相手に「100点満点の理想」を求めることと、「核となる原則での一致」を求めることは、まったく異なるということです。
質問文でもあるように、完璧な人はいませんし、むしろ違いがあることで互いに成長できる部分も大きいです。
一方で、
- 「何度かリピートすれば変わってくれるはず」
- 「伝えれば解決してくれるはず」
という期待は危険です。
特に「核となる原則」に関わる部分では、こうした楽観的な想定は避けるべきでしょう。
結論としてセラピスト探しは
- 譲れない価値観をしっかりと守りながら
- 予想外の楽しさを発見する心の余裕を持ち
- 人それぞれ違いを成長の機会として捉える
という姿勢で進めていくのが望ましいと考えます。