待ち望んでいた日がついにやってきました。
25年という時を経て、LUNA SEAとGLAYが同じステージに立ち、熱い想いを重ね合う対バンを実現。
長い年月を経ても、メンバー全員が欠けることなく音楽を続けている彼ら。
同じ時代を共に歩んできた仲間との深い絆や、孤独を乗り越えて夢を追い続ける尊さが滲んでいます。
この一夜は、ただの懐かしさだけでは語れない、今もなお進化を続ける彼らの姿と、ファンとの固い結びつきを改めて感じさせてくれるものでした。
そんな奇跡のステージを振り返りながら、彼らが伝えようとするメッセージと、そこに宿る情熱を綴っていきたいと思います。
ゆっくり解説でみる
LUNA SEA × GLAY The Millennium Eve 2025
- 2025/2/22(土)
- ライブハウス東京ドーム
GLAY SET LIST
- -opening movie-
- WET DREAM
- MERMAID
- MC①
- サバイバル
- 口唇
- MC②
- pure soul
- HOWEVER
- 月に祈る
- MC③
- THINK ABOUT MY DAUGHTER
- whodunit~JESUS (LUNA SEA cover)~whodunit
- 誘惑
- さよならはやさしく
- MC④
- BEAUTIFUL DREAMER
- MC①
-
25年の時を経てここに帰ってきたぞ!SLAVEのみんな!Buddyのみんな!東京ドーム!もっと!もっと!暴れていこう!
- MC②
-
今夜はLUNA SEAとGLAYにしかできないミレニアムな夜にしましょう。GLAYにとって大切な曲を。
- MC③
-
託児所を設置してくれたLUNA SEA、スタッフ、素敵な配慮に感謝します。日々育児に頑張ってるお母さん、お父さん、おじいさん、おばあさん、そして元気に育った君たち!
- MC④
-
みなさん今日は本当にありがとうございます。25年の時を経て、しかもトップバッターで責任重大。最高に良いliveになりました。リハでも楽屋でもLUNA SEAが可愛がってくれる。次の曲はみんなで夢を見ていこうというやつ。10年後またこれやりたいね、みんな60過ぎてるけど。誰1人欠けることなく帰ってこようぜ!
LUNA SEA SET LIST
- -SE-
- STORM
- Dejavu
- MC①
- DESIRE
- SHINE
- MC②
- IN SILENCE
- SEARCH FOR REASON
- MC③
- I for you
- MC④
- SOUL LOVE (GLAY cover)
- MC⑤
- BELIEVE
- ROSIER
- MC①
-
みんな元気?久しぶりに来てみたら…めちゃめちゃでっかいライブハウスだよね。ホールツアーでタイムリープというか昔の曲やってきた。明日のファイナルへ向けてめちゃめちゃ盛り上がってます。GLAYと2バンドで歴史を作ってきた。飛ばしていけるか!?GLAYがいなかったら、LUNA SEAがいなかった、LUNA SEAがいなかったら、GLAYもいなかったかもしれない。同世代でやってきて、10年、15年に1度ぐらい会いたいよね。絶対にやりたいとおもった対バン!ライブハウス時代ならファンのみんなをとりあってたかもしれないね。25年と3ヶ月ぶり、開催できて本当に嬉しいです。
- MC②
-
俺たちLUNA SEAとGLAY、いろんな経験をして再びここに集まった。俺にとっては会場に充満したパワー、エネルギーを感じて、すげえ時代にら生まれたんだなと。東京ドームには思い切り暴れてもらいたいと思います。東京ドーム!次のナンバーを届けたいと思います。
- MC③
-
GLAYとの絆がみんなの中に届いてると思う。すごいバンドがたくさん生まれたあの時代、おそらくGLAYやLUNA SEAがこれからも牽引していく。みんな楽しんでくれてる?ポップで楽しめるのと深い曲があって、GLAYのファンのみなさんはSEARCH〜に「え、こんな深い感じ?」となってるよね笑そういうのも含めてギフト。昔からの仲間も、初めてだよという人も、日常はどっかにやって楽しんで。1人の脱落もなくドームに集まったみんなが楽しめるように。
- MC④
-
東京ドーム最高だね。俺たち5人で約35年を羽ばたいて、泳いで、どっちでもいいんだけど。バディのみんなと、縁じゃない?会えたんだよ。
- MC⑤
-
来てくれたみんな本当に最高です。ホールツアーで各地を回って、ここに集まってほしいなと。バディさんたちも、俺たちにしかできないイベントを最後までしっかり楽しんでください、飛ばしていけるか!
ENCORE(夢バンド)
- EN1.TRUE BLUE(テナシー)
- EN2.BELOVED(THE☆BAND)
- EN3.WISH(LUNA SEA × GLAY)
- テナシー
- Vocal TERU
- Guitar TAKURO
- Guitar INORAN
- Bass J
- Drums TOSHI
- THE☆BAND
- Vocal RYUICHI
- Guitar/Violin SUGIZO
- Guitar HISASHI
- Bass JIRO
- Drums 真矢
まとめ
「受け継がれる魂 – 25年の時を超えて」
1990年代のロックシーンを代表するLUNA SEAとGLAY。
四半世紀を経て実現した東京ドームでの競演は、「エクスタシーサミット」を彷彿とさせる歴史的な瞬間となりました。
かつて音楽シーンを革新的に変えた偉大なるバンドの系譜を受け継ぐ者たちの再会は、深い感動を呼び起こしました。
「誰一人欠けることなく」という言葉には、特別な重みが込められています。
闘病中のRYUICHIをはじめ、それは単に現在のメンバーだけを指すのではなく、日本のロック史に大きな足跡を残したhide、TAIJI、HEATHといった先人たちへの思いも包含しているのでしょう。
彼らが切り開いた道を、今を生きるミュージシャンたちが確かに歩み続けているのです。
現代社会では物質的な豊かさを手に入れても、なお心の中に満たされない何かを感じることがあります。
しかし、音楽を通じて培った絆は、世代を超えて受け継がれ、魂の深いところで私たちを繋いでいます。
時は流れ、それぞれが異なる人生を歩むようになっても、共有した情熱と夢は決して色褪せることはありません。
むしろ、年を重ねるごとに、その価値はより深い意味を持つようになっています。
この歴史的な再会は、過去を追憶するだけのものではありません。
先人たちが築き上げた礎の上に、新たな音楽の歴史を刻んでいく決意表明でもあるのです。
彼らの音楽は、世代を超えて受け継がれ、未来へと響き続けていくことでしょう。
このように強い絆で結ばれた彼らの姿は、現代を生きる私たちに、音楽の持つ力、人と人とのつながりの大切さ、そして夢を持ち続けることの尊さを教えてくれています。
それは、まさに日本のロック史が紡いできた永遠のメッセージなのです。