当たり前の事に感謝できなくなったらそこで試合終了だよ：メンエスを例に

会社で誰に言われるでもなく、毎日帰り際にトイレや流しを掃除していたあなた。

同僚からの「いつもありがとう」の言葉に支えられ、自主的に続けてきました。

ところがある日、残業で疲れ果て掃除をサボったら、翌朝

と上司に不機嫌そうに言われました。

担当業務でもない善意の行動が当たり前になり、やらなかったことで感謝→怒りに変わった瞬間でした。

この経験、よくありませんか？

折角女風ブログを運営しているので、今回はメンズエステ（通称メンエス）の世界を例に深掘りしていきます。

日々の疲れを癒してくれるセラピストの技術や、心地よい空間の提供。

男性がこれらを当たり前と感じ始めたとき、どんな問題が起きるのでしょうか？

そもそもメンズエステとは？

主なサービス内容は。

メンズエステは性的なサービスは一切提供されず、法律上も明確に区別されています。

メンズエステと風俗エステの違い

厳密にはメンエスは風俗ではないですが今回はその辺りは大目に見てください。

項目	メンズエステ	風俗エステ
性的サービス	一切行わない	性的サービスを提供する
セラピストの脱衣	行わない	行うことがある
衣装（男性）	紙パンツ	全裸
衣装（女性）	ベビードールやマイクロビキニ	着衣～全裸
業務形態	特殊な許可や届出不要	風俗営業の届出が必要
開業のハードル	低い	高い
営業場所	住宅地のマンションやアパート	ラブホテル
主な目的	精神的なリラックス効果	性的な満足
法的リスク	性的サービスを提供すると違法	届出済みの場合は合法
マッサージの特徴	オイルマッサージ、密着度高い	性的なマッサージが中心
禁止行為	性的サービス、接触行為	店舗の規則による
料金相場（90分）	18,000円前後+オプション※	22,000円前後+ホテル代

※メンエスは衣装チェンジオプションが定番です。

• ベビードール：2,000円
• マイクロビキニ（MB）：5,000円
• その他セラピストオリジナル：1,000円～5,000円

メンズエステはホテル代がかかりませんが、オプションを複数つけると風俗エステの利用とさほど変わらない金額になります。

裏オプションの存在と問題点：メンズエステ業界の闇

実は業界の闇とも言える「裏オプション」という問題が存在します。

裏オプションって何？

裏オプション（通称裏オプ）とは、正規のメニューにはない追加サービスのこと。

具体的には性的なサービスを指すことが多いんです。

でも、これってメンズエステではNGなサービスです。

（例）

• 手コキ
• フェラ
• 素股
• 本番

なぜ裏オプションが発生するの？

1. 経済的な理由
   • 追加収入を得るために裏オプションを提供する
2. 競争の激化
   • メンズエステ店の増加に伴い、集客のために違法なサービスを提供する店舗が増えた
3. 顧客からの要求
   • 残念ながら、一部の男性客が執拗に性的サービスを要求することで、セラピストが折れてしまう
4. 誤解と期待
   • セクシーな衣装や密着型のマッサージから我慢ができない

裏オプションといいつつも、別途料金をとらずにデフォルトで過激サービスを行うメンエス店も存在することは事実です。

健全な店舗への悪影響

1. 業界全体のイメージダウン
   • 一部の店舗の問題行動が、メンズエステ全体の信頼性を損なってしまいます。
2. 顧客の誤った期待
   • 裏オプションを当たり前と思い込んだ顧客が、健全な店舗でも同様のサービスを期待してしまう。
3. セラピストへの負担
   • 真面目に働くセラピストも、顧客からの不適切な要求に悩まされることに。
4. 法的リスク
   • 裏オプションは違法行為。発覚すれば店舗の営業停止や関係者の逮捕。

至極真っ当に仕事をしているセラピストがなぜか嫌な思いをする状況が発生します。

まとめ

日々の生活の中で、

• パートナーの家事
• 両親からの支援
• 友人の気遣い

など、いつの間にか当たり前になっていることはたくさんあります。

これらの「当たり前」に対して感謝の気持ちを忘れると、メンズエステ業界で起きているような問題が、私たちの身近な関係性でも起こりかねません。

例えば、いつも朝食を作ってくれる家族、職場で協力してくれる同僚、いつも笑顔で接客してくれるお店の人など、日常のあらゆる場面で「当たり前」と思っていることはありませんか？

これらの「当たり前」に対して、意識的に感謝の気持ちを表すことで、私たちの周りの関係性はより豊かになり、お互いを尊重し合える環境が生まれるでしょう。

裏オプに感謝しましょうとかそのような話しではありません。